おしえて!夏登山の靴下選び どんなソックスを履けばいいの? VA-8255 VA-8254

登山靴と同じぐらい大切な登山用ソックス

登山靴の機能を最大限に活かし、快適に登山を楽しむために重要な登山用ソックス。

普通の靴下に比べると「蒸れにくさ」や「疲れにくさ」が全然違います。
今回はソックスの素材による機能の違いについて解説します。

年間を通じて活躍!登山ソックスの定番【メリノウール】


一見厚手で夏には向かないように見えるウール素材ですが、 メリノウールという素材には温度調整機能があるため、実は夏でも快適に過ごせるんです。

クッション性に大変優れているので、足裏や足首や膝への負担軽減し、長距離を歩いても疲れにくく、 また復元力にも優れており、ハードな使用にもへたりにくく、クッション性が長続きします。

【ブランド】VAXPOT(バックスポット)
【商品】トレッキング ソックス メリノウール VA-8255
【型番】VA-8255

シューズ内の湿度をコントロール!冷却効果と体温調節機能を持つ【クールマックス】


吸汗速乾性を重視したい方におすすめのクールマックスという素材を使用したソックス。

クールマックスの持つ冷却効果と体温調節機能により、 靴ズレの原因のひとつとなる、汗による足の「ふやけ」が軽減されるので快適さが持続。
もちろん、各部のプロテクションやサポート機能によりフィット感も抜群です。

メリノウールのソックスに比べるとクッション性や保温性は低いですが、 足汗の気になる方、吸汗速乾性重視の方にはとってもオススメ。

【ブランド】VAXPOT(バックスポット)
【商品】トレッキング ソックス クールマックス VA-8254
【型番】VA-8254

こんなソックスはNG!

綿のソックス

水分を吸収しやすい綿ですが実は登山においてはNG素材。
吸収した水分を発散しないので、靴下はずっと汗で濡れた状態のまま・・・
水ぶくれを起こしやすくなるので、登山には向いていません。

サイズがあっていない

小さすぎるソックスは足の疲れに繋がります。
大きすぎるソックスは、靴の中で余った生地が靴ずれの原因に。
また、プロテクションやサポート部分が正しい位置に来ないので、 ソックスの性能を活かしきれません。


様々なタイプがあり迷ってしまう登山用ソックスですが、
天気や気候、また、登山スタイルや行程に合わせて、ぴったりの靴下を探してくださいね。

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【山岳ガイド】山本 道夫

「山道 MOUNTAIN GUIDE OFFICE」代表 / (社)日本山岳ガイド協会(JMGA)公認 山岳ガイド ST1 / 関西山岳ガイド協会 所属 / JAN 雪崩業務従事者Level.1 / VAXPOTアウトドア用品アドバイザースタッフ 関西周辺の山道を中心に活動中。 「山道 MOUNTAIN GUIDE OFFICE」の【公式HPはこちら】【ブログはこちら